玉造㈱ 恵庭工場
鋼板の溶断・加工
会社紹介
未経験で飛び込んだものづくりの世界
玉造(株)恵庭工場は、道内における鋼板溶断加工の最大手として、1日100tもの生産量を誇る老舗企業です。直接目にすることはほとんどないので、鋼板と聞いてもピンとこない方も多いかもしれませんが、多くの建物や建造物の骨格を担う、大切な部材なのです。そこでは男性だけでなく女性も技術者として複数活躍中とのこと。その1人北嶋里江さんは、江別市の高校を卒業後すぐこちらに入社したそうです。
「もともと事務職とかには興味が無く、体を動かせる仕事、ということで探していました。求人説明会をきっかけに工場見学に行ってみると、職人さんたちの作業が面白そうでしたし、当時からすでに女性のオペレーターも活躍していて、それも決め手になりましたね」とにっこり。
現在は5つある工場のうち最先端のシステムを導入した第5工場の場長代理という立場で活躍中です。具体的には、毎日ミーティングでその日の生産内容を共有し、その通りに鋼板をマシンで溶断(切断)加工していきます。
「もともと事務職とかには興味が無く、体を動かせる仕事、ということで探していました。求人説明会をきっかけに工場見学に行ってみると、職人さんたちの作業が面白そうでしたし、当時からすでに女性のオペレーターも活躍していて、それも決め手になりましたね」とにっこり。
現在は5つある工場のうち最先端のシステムを導入した第5工場の場長代理という立場で活躍中です。具体的には、毎日ミーティングでその日の生産内容を共有し、その通りに鋼板をマシンで溶断(切断)加工していきます。
見守ってくれる上司や先輩のおかげで、仕事もプロ選手活動も両立
今でこそ後輩への指導もする北嶋さんですが、入社して数年は苦労したそう。「最初の3年間ほどは、仕事がとにかく覚えられなくて。失敗することも多々ありました」と今の姿からは想像できない意外な答えが。最初に覚えるガスの溶断では、まっすぐきれいに切ることが求められますが、これが初心者には難しかったそう。
「何度やっても切り口がガタガタになってしまい、その都度先輩に全部直してもらいました。でもうまくなるにはとにかくやるしかなくて。何か具体的な数字があるわけでもないので、とにかくカラダで覚えるしかないんです」
そんな北嶋さんを支えた言葉があるそうです。
「自分のせいで上司が上の人に怒られることがあって、申し訳なくてあやまりにいくと、『自分は責任者だから、怒られるのは当然、それも含めて手当てももらってる。それが俺の仕事だから気にするな』と言ってくれたんです。その言葉は忘れられないし、今でも信頼する上司ですね」
その後は努力の甲斐あって、関係団体主催のものづくり表彰の若手部門では最優秀賞に選ばれるほどになった北嶋さん。何と会社員であると同時にプロのダーツ選手という顔も持つのです。
「遠征の多いプロ活動も、無理のない勤務環境や、応援してくれる会社の皆さんがいるから続けられます」
今後は持ち前のチャレンジ精神で、仕事もダーツ選手としても一番を目指していきたいそうです。
「何度やっても切り口がガタガタになってしまい、その都度先輩に全部直してもらいました。でもうまくなるにはとにかくやるしかなくて。何か具体的な数字があるわけでもないので、とにかくカラダで覚えるしかないんです」
そんな北嶋さんを支えた言葉があるそうです。
「自分のせいで上司が上の人に怒られることがあって、申し訳なくてあやまりにいくと、『自分は責任者だから、怒られるのは当然、それも含めて手当てももらってる。それが俺の仕事だから気にするな』と言ってくれたんです。その言葉は忘れられないし、今でも信頼する上司ですね」
その後は努力の甲斐あって、関係団体主催のものづくり表彰の若手部門では最優秀賞に選ばれるほどになった北嶋さん。何と会社員であると同時にプロのダーツ選手という顔も持つのです。
「遠征の多いプロ活動も、無理のない勤務環境や、応援してくれる会社の皆さんがいるから続けられます」
今後は持ち前のチャレンジ精神で、仕事もダーツ選手としても一番を目指していきたいそうです。
会社情報
事業内容 | 鋼板の溶断・加工 |
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所在地 | 恵庭市柏陽町3丁目215 |
電話番号 | 0123-32-2275 |
設立年 | 1964年3月 |
従業員数 | 93名(うち恵庭工場勤務62名) |
Webサイト | http://tamatsukuri.co.jp |
Company Message
女性も若手も活躍できるものづくりの会社です
工場長 辻村真喜
会社として早くから生産効率や安全性を意識し「男性だけ雇っていては、いずれ生産性が落ちる」と危機感を持ち、仕事環境の改善を進めてきました。それらの取り組みの結果、残業も減り休日も年間で125日と、働きやすい環境になりました。北海道で一番の企業になる、ということは常に意識していて、その為にもまずは、みんなが入りたいと思ってもらえるような会社にすることを、これからも心掛けていきたいですね。