長沼町出身で、高校を卒業後、地元のレストランに就職。その後「北海道から出て、異なる文化に触れてみたい」と和歌山のホテルでパティシエとして勤務。数年後、北海道へのUターンを考え、選択したのが恵庭市、そして岡田建具製作所でした。
「ワークライフバランスを重視して探していたところ、巡り会ったのが当社でした。未経験の女性でも活躍できる点、残業や休みがしっかり管理されている点がポイントでしたね」
担当しているのは、営業(現場管理)で、前職とは全く異なる仕事内容ですが、戸惑いはなかったのでしょうか？
「CADを使って図面を書き、お客様と打ち合わせをして、建具を納める段取りをすることが主な仕事内容です。最初はもちろん CADも触れたことがなかったですが、研修やOJTを通してできることから少しずつ学ぶことができました。また、営業という名称ですが、飛び込みなどは一切ないので、そこも安心でした」
現在では営業以外にも、会社で運営しているSNSの管理も任せてもらっているそうで、工場や施工現場の様子、社員の方々の様子などを発信しており、フォロワー数も右肩上がりだといいます。
「お客様のご要望に合わせての設計は、パズルを完成させるような達成感があります。家具も作っていますし、DIYが好きな人や絵を描くのが好きな人なんかは合っている仕事じゃないかなと思います」と仕事のやりがいも話してくださいました。
最後に、恵庭に移住してみた感想を聞いてみると「やっぱり北海道の自然と食べ物は格別ですね。釣りが趣味なので、支笏湖にも海にも気軽に行けるのが気に入っています！」