仕事も日常も、どちらも充実しています。
今回のご紹介は、2023年10月に「東京都」から「恵庭市」へ移住された野村さんご家族です。
▼全国の農業経営者を見て来た経験から、農家になることを決意
「移住前はスマート農業の分野で、ハウスの水やりなどを人工知能で制御する機械の会社に勤めていました」と話す野村勇さん。仕事柄、北は北海道から南は沖縄まで全国を巡る中で、次第に移住を考えるようになったそうです。「全国の農業経営者を見るうちに自分ならこういう経営がしてみたい。といつしか思うようになりました。人生百年時代と言われる中で定年後も長く働くことを考えると、このまま企業に勤めるよりも、独立した方がよいと思い、農家になることに決めました」と話します。
今は研修中で、将来独立するにあたって、いろいろな知識技術を体系的に学んでいる最中です。恵庭を選んだのは「仕事と日常生活がうまく両立できそうだから」とのこと。
「生活のすべてを農業だけに専念するなら、もっと人里離れた場所を選択しているかもしれません。一方で、日常生活の便利さを追求すべく都市型の農業を選択すると、限られた狭い面積での経営になります。恵庭市は本州の都会に住んでいた自分から見ると、都市型の便利な暮らしをしながら、広い土地で農業ができる理想の環境に見えました」と話します。
移住後は、家族で一緒にいる時間が増えました。
▼恵庭に移住してみて、奥さんの金秀珍さんはどうですか?
「公園がとても多くて驚きました。自然も豊かで、遊べるところがたくさんあるのがうれしいです。移住してからは、いろいろなところに車で行って遊ぶのが家族の楽しみです。夏は川遊び、冬はスキー、子どもはそり遊びができて楽しいですね」と笑顔で語ってくれました。
一緒に農作業をお手伝いする世雅ちゃん。
野村さんの移住ストーリーは下記動画からもっと詳しく見ることができます!